File 14
2002.4.8 by 山の温泉ガイド

癒し、マイコプラズマ肺炎

2月に肺炎を患い入院、40度を越す熱と激しい咳が続き、町の病院では快方に向かわず救急車で総合病院に転院、マイコプラズマ肺炎と診断されました。肺には水がたまり、合併症で心臓の周りにも水がたまり、夜中には激しく咳き込み肋骨を1本折りました。それでも若さで順調に回復し最初の入院から3週間で無事退院。

1ヶ月の安静を言い渡された3週間後の3月25日、水を上げる前の木の伐採に山へ行き、栗や楢を倒しました。斜面に倒れかかった木を切りそろえていると、切れた瞬間に幹が落ち体重を掛けていた枝も落ち、私も左下斜面に落ちて行きました。チェーンソーを放すか持っているか一瞬まよい、木の向こう側なら安全と考え放り投げ、それから手をつこうとした為、赤土に顔面から突っ込む。これはかなりの怪我をしてしまったと覚悟し唇をなめ唾を吐くとたいして血は出ておらず、・・・ただ両鼻の穴は土で埋まり、唇の裏側まで土が入り、メガネには下から3分の2まで土と擦れた痕がついていました。

さらに花粉症気味、風邪気味と、満身創痍の体で渋御殿湯へ。久しぶりの温泉は、なにか全ての不調が癒されるように感じられ、味を占め翌日は奥山田温泉セルバンさんの露天風呂で展望を楽しむ・・・これぞ癒しか。帰りに渋古久屋さん貸切の湯で寛ぎ、私の負のローテーションが終わったと感じたのでした。

H15.6.26 追記
マイコプラズマ肺炎の情報を求めていらっしゃる方もいらっしゃるかと思い、私のケースを追記します。
2月7日頃の微熱に始まり、いつものように汗をかいて一晩で直そうとしたのですが微熱の為汗をかかず2・3日が過ぎました。4日目ぐらいから39度を越す熱が出始め、座薬を打ち汗をかいて下げ、又上がる繰り返しになりました。暫くするとのどの奥がゴロゴロいうようになり、まさか肺炎?と感じ、地元の当番医にかかりやはり肺炎と診断され入院しました。抗生物質の点滴を打っていましたが、1日2度40度近くになり、座薬を打ち汗をびっしょりかいて下げる繰り返しが5日ぐらい続きました。その間回診は1回のみ、絶対悪化していると感じた私は木曜日に、良くなっているのか悪くなっているのかレントゲンを撮って調べてくれるようお願いしました。金曜日に写すと、先生が飛んできて、「清水君、悪くなっている、すぐ長野病院に行ってくれ救急車は手配した。」・・・ということで急遽転院し、数日の診断の後、マイコプラズマ肺炎と診断されました。この間も40度の熱との格闘は続きました。でも汗びっしょりの背中に優しく蒸しタオルを掛けて頂いたときは本当にありがたく感じました。先生が仰るにはなぜかオリンピックの年にはやる細菌性の病気で、子供がかかりやすいが最近は大人も多い、子供は軽いが、大人がかかると心臓や脳に後遺症が残るケースが少なくないとの事でした。一度かかると免疫性がある、ちょっと?疑問符、肺がんとの因果関係は無いでしょう、というような事を教わりました。先生方が優しく毎日様子を見に来てくれて感謝の気持ちで一杯です。
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