- 特徴
名山に囲まれた山のいで湯。道路が開通する平成11年までは、麓の山口から徒歩で約2時間歩かねば行けない場所にあり、登山者の間で知る人ぞ知る秘湯でした。現在マイカーでも温泉下ゲートまで入れるようになり、徐々に山のいで湯を楽しみに訪れる方も増えているようです。日本百名山に数えられる雨飾山を背に、北方には鋸岳・鬼面山・駒ケ岳と連なる海谷山塊の展望が見事です。どちらの山も往復約7時間、本格的な登山の体力・装備が必要です。
雨飾山荘と鬼面山
テント場近くの「千代の泉」
明治期にはまだ細く伐倒を逃れた3本のブナ巨木が薬師堂を囲む。
源泉のある渓谷
薬師尾根から「海谷山塊」(写真:宿)
右から鋸岳・鬼面山・駒ケ岳、遠く日本海を望む。
「雨飾山」
高山植物が咲き乱れていました。
雨飾山登山情報:日本百名山と山岳温泉、雨飾山
- 源泉
重曹泉、無色透明 55°
湯口:炭酸水素塩泉+カルシウムの析出
- 電車で
北陸本線→糸魚川駅→バス別所行き、山口バス停下車→徒歩2時間
又は糸魚川駅からタクシー利用(7000円位)→温泉下ゲートから徒歩
※最寄「根知駅」にタクシーの待機はありません。
- お車で
北陸道→糸魚川I.C.→R148、根知→74号線、山口→林道、温泉下ゲート
マイカーも温泉下ゲートまで入れます。そこからは関係者専用道です。