兎口温泉(新潟県) | 山の温泉ガイド

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【概略】新潟県 兎口温泉 @頚城郡松之山町 フォッサマグナの地下3000mから湧く秘湯の湯
【泉質】含ホウ酸アルカリ食塩泉 赤渋色 37° PH8.0 地下3000mから噴湯。
【標高】約450m、丘陵地の温泉
【環境】一軒宿
【登山・観光】大棟山美術博物館・民族資料館・美人林・天水越のブナ林・岩見堂・大厳寺高原
特徴
 明治39年石油試掘で天然ガスと共に噴出したジオプレッシャー型の温泉。海水の化石(1000万年前)と云われ、古代のミネラルが凝縮されています。木の浴槽には鋲状に析出物がせり出し危険な為、ご主人が定期的にやすりをかけています。塩分も多く以前は製塩工場があったほどです。美肌効果もかなりあるようで、夕・朝2回の入湯で、帰宅後肌の中までしっとりしたような感じがしました。鄙びた木の浴槽といいここはシブイです。

ジオプレッシャー型:異常高圧の為、雨水は侵入できず、いずれ枯れる(化石燃料と同じ)運命にある。


雲海。(写真は宿提供)


大棟山美術博物館

松之山隋一の旧家村山家の家宝約300点を展示。欅一枚板の廊下や天井など必見、調度品はどれも味わい深いものです。また坂口安吾(処女作「黒谷村」や「白痴」「逃げたい心」などで知られる)の叔母と姉が村山家に嫁いだ縁で安吾の初版本がすべて展示されています。

坂口安吾賞 独創的で秀でた業績を持つ人を選定。第2回は野口健氏、直近の第9回は草間彌生さんが選ばれています。H28/9

大厳寺高原
松之山の町の鳥アカショウビンをはじめバードウォッチングが楽しめます。

奇祭、毎年1月15日
・前の年に結婚した婿さんを雪の中へ投げ落とす「婿投げ」
・ムコ投げの後、正月の門松や御札に火を入れ、残った灰を雪とまぜスミを作り塗りあう「スミ塗り」

湯峠
牧歌的自然の中、兎口から松之山温泉への散歩コース。
源泉
含ホウ酸アルカリ食塩泉、赤渋色、37°、PH8.0、地下3000mから噴湯。


植木屋旅館湯口

効能
リウマチ・神経炎・筋肉痛・創傷・痛風・関節痛・五十肩・火傷・皮膚病・婦人病・他
共同浴場
市営の露天風呂「翠の湯」は廃止されました。
電車で
上越新幹線利用(東京、新潟から)
越後湯沢駅→ほくほく線、松代町→頚城バス
北陸本線利用(大阪から)
越後湯沢駅→ほくほく線、松代町→頚城バス、松之山役場前下車。

松代町→頚城バス、松之山役場前下車→送迎
お車で
新潟方面から
北陸・関越道→越後川口IC→R117・R253・R353、67km
東京方面から
関越道→塩沢石打IC→R353、40km
大阪方面から
北陸道→上越IC→R253・R353、47km
問い合わせ
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