- 特徴
尾瀬にも似た高地にある盆地的環境の高層湿原「坊ヶツル」を庭に、周りは九重連山の名峰に囲まれた山のワンダーランド的趣の山小屋。木造本館と新館客室棟他、貸切で利用できるバンガローにログハウスもあります。個室の客室棟はまだ新らしく通路には暖房も入り、靴もトレーに載せ持ち込んで乾燥ができ、布団はきれいで、登山者への心配りがありがたく感じられる宿でした。若いスタッフの方々が作る温かな料理も山小屋料理というよりハイジ風な感じの手作り料理でおいしく、御飯も大・中・小がありボリューム的にも満足できました。檜作りの風呂からは正面に大船山が望め、夕やけに染まる山は印象的でした。
最初の訪問は12月、地図に温泉マークを見つけ、野湯なのか宿なのか、冬期休業ではないのかなど、何の情報も持たず期待と不安を胸に、男池から向かい、途中大船山登山者に宿があり営業しているらしい事を聞き元気を出し、約3時間、坊ヶツルの一番奥に建つ山小屋にやっと辿り着きました。話を伺うとそこは九州最高所の温泉宿だったのです。更に元気を出し久住山と中岳に登頂し九州唯一の山岳温泉を極めたのでした。
毎年恒例行事、
苦汁登山:8月9・10日で主な九重連山踏破、夜は生ビール飲み放題。
間近に迫る久住山郡山塊と客室棟
バンガローやログハウス客室棟
本館2階大部屋
大船山・平治岳望む特別室
- 料理
ハイジ風手作り家庭料理。
この日は牛筋肉煮込み、白菜と豚肉煮物・ミネストローネスープ・カスピ海ヨーグルトなどどれも手作りのおいしいお料理でした。
食材
新鮮な野菜・肉、カスピ海ヨーグルトは自家培養。
※冷凍食品は使っていません。
一例:
日替わりで牛筋肉煮込み/とんかつ/鳥南蛮のどれか1品、煮物・小鉢・漬物・スープ・カスピ海ヨーグルトとジャム又は蜜。