'10 2/20 09:21
- 昨日は、中村支配人と大雪山国立連絡協議会主催の大雪山国立公園フォーラムに参加するため、富良野へ出かけました。
道すがら、久々に十勝の山々を見て嬉しくなり、やっぱりここはいいなぁ~と感じながら、会場へ向かいました。
今回は、北海道大学大学院地球科学研究院の大雪山研究者ネットワーク代表の平川一臣教授、渡辺悌二准教授のお話を聞くことが出来ました。大雪山を40年近く研究している平川さんのお話は、大雪の雪と風が作り出す凍土現象のお話が聞けました。今まで山で目にしていても気づかなかった場所に実は、地形学的に面白いものが見られるのだそうで、とても興味深く聞けました。
また、このような貴重な大雪山の地質の現象をほとんどの人たちが知らないというのは非常に残念だと憂いていました。
大雪の登山道荒廃や高山植物の踏みつけなど、様々な問題を抱えている中で、登山者たちに理解をしてもらい、またこの広大な山を管理していくというのは、非常に大変なことだと思います。
ですが、このような貴重な大雪の山のしくみをもっといろいろな人たちに知ってもらい、山を楽しく登ってもらうことを先決に力を入れていけば、次の山の保護につながっていくのではないかと感じました。
まだまだ大雪のことを知らない我が身を恥じて、様々な人たちに山の楽しさを知ってもらえるよう、日々勉強です。