'08 7/1 09:20
- ・ヒメシジミ(シジミチョウ科)
この時期になるといろいろなチョウ類が
交尾をしているところによくでくわします。
中でも一番よく見かけるのがヒメシジミの交尾です。
このチョウがこれからも繁栄しますように見守りましょう。
'08 6/30 09:17
- 窓を開けると何処からともなくいい香りが漂ってきます。
日本特産のユリ科(ユリ属)の球根植物、ササユリが香りを放っているのです。
ササユリの薄桃色で清楚なその姿に見とれてしまいますね
その他にもユリ科(ワスレグサ属)の多年草ニッコウキスゲも咲いていて
自然散歩村のユリ観賞はとても趣きがありますよ。
'08 6/29 08:01
- ・センジュガンビ(ナデシコ科 センノウ属)
センジュガンビがそよ風に揺られながら咲いています。。。
私はこの花の持つ日本的で控えめな美しさが好きです。。。
心が洗われるような気持ちになれるのです。。。
'08 6/28 16:49
- メギ科のサンカヨウを覚えていますか?
5月の初旬、地面から出てきたときにはもうすでに白い花の蕾を持ち
葉を広げながら、花を咲かせながら日に日に大きくなってくる
そんなたくましい花です。
この時期になるとブルーベリーのような実を付け
その実は食べられますが、お世辞にも美味しいとはいえません
(観賞するにはなんか涼しげでいいですが)
ところがこのまずい実を何者かがかじっているのです。
私もこれは初めて見た光景です。
この食べ方ではたぶん昆虫の仲間だとは思いますが、
やはりまずかったのか表面を少ししか食べていません。
そしてその葉の上にはヤブキリ(キリギリス科)か
ツユムシ(キリギリス科)の幼生がいました。
この虫が食べたかはさだかではありませんが
何者かにかじられたサンカヨウは私の想像力をかりたてましたし、
実の中の構造がよく分り、理科の分解模型のようで結構楽しめました。
'08 6/26 23:24
- 昨日6月25日、高山市 高山グリーンホテルにて、
秋神温泉社長 小林繁氏の
岐阜県知事表彰卓越技能者(岐阜の名工)
受賞祝賀会が行われました。
祝賀会は飛騨調理技能師会「飛雄会」、高山調理師会、
朝日調理師会が合同で開催、約80人が出席しました。
小林 繁氏のプロフィール
1937年(昭和12年)10月29日生れ 満70歳
(昭和30年)
高山市朝日町金亀館に料理見習いとして入社
(昭和36年)
秋神温泉にて自然食、山菜料理に取り組む
(昭和46年)
飛騨を代表する山菜料理として新聞などの記事となる
氷点下の森に着手
(昭和47年)
高山調理師会朝日支部設立初代会長に就任
食品衛生指導員に就任
NHK、関西テレビなど各テレビ局の料理番組にスタジオ出演
(昭和58年)
日本料理専門調理師 日本料理技能士免許取得
厚生省調理師健康教育講師就任
社会教育委員 県文化財監視委員 朝日文化財審議委員長等の
要職にも就任
(昭和60年)
岐阜県きのこ王国きのこ鑑定士に就任
県シンクタンク(中小企業情報センター)講師就任
地域活性化センター講師就任
(昭和62年)
飛騨の食文化調査研究、各地で料理指導を行う
飛騨調理技能士飛雄会相談役に就任
朝日村史編纂委員就任
(平成19年)
岐阜県職業能力開発大会において
日本料理卓越技能士として岐阜県知事表彰を受賞
国土緑化推進機構において
森の名手、名人全国100人選定に選ばれ名人位を受賞
岐阜県調理師連合会師範取得
以上のようなプロフィールが紹介され、
また父のスピーチの中には「自然はドクター、私はナース
そして秋神温泉に来られるお客様方は皆、都会の文明にお疲れになった患者さんです。
いつまでもホスピタリティーの心を忘れないようがんばっていきたいと思います。」
など 自然と調和したおもてなしの心が伝わってきました。
私もこの地で生きていく以上自然を敬い
その自然のすばらしい癒しの力を利用して、秋神温泉に来られるお客様を
料理やおもてなしで大切にしていきたいと思います。
この祝賀会を通じ改めて父小林繁の偉大さを感じさせられました。
'08 6/22 08:16
自然散歩村でゴゼンタチバナ(ミズキ科)に出会いました。
ヤマボウシのミニチュアの様ですね
とても可愛らしかったです。
お風呂場のアミ戸についていたオオミズアオ(ヤママユガ科)
風の谷のナウシカに登場する飛行機のような形をしています。
幼虫の食草はモミジ、ウメ、サクラ、リンゴなどで、
成虫は口が退化していることもあるので、
ものを食べたり飲んだりすることがないそうです。
'08 6/19 20:22
・クサタチバナ(ガガイモ科)
私の好きなクサタチバナが咲きました。
ブーケにすると似合いそうな山野草の一つですが、
この美しい花になんとジュウジナガカメムシが付いてしまいました。
彼らはこの花の蜜を吸いながら子孫を残す為の交尾をしているのです。
しかも団体で・・・
ジュウジナガカメムシはとても鮮やかな色をしていて
自然界においては鮮やかな体色を持つものはだいたい毒を持っていることを
敵に知らせる為のものです。
彼らはどうなのでしょうか?
私の知っている限りクサタチバナはガガイモ科であり
ガガイモ科の中にはアルカロイド(毒の一種)を含むものが有り、
とても美しいアサギマダラというチョウはその幼虫がガガイモを食草としているので
体内にその毒が蓄積されて成虫になり海を渡る時には
鳥にも食べられないで渡りができるそうですが
彼らにもそれがいえるのでしょうか?
とても気になります。
でも、とにかく残念なことに私の好きなクサタチバナが
彼らのせいで枯れてしまったことです。
どうか他のクサタチバナにはジュウジナガカメムシがきませんように。。。
'08 6/17 17:20
秋神温泉の人気の山野草クリンソウが咲いています。
ここ2~3年で数が減ってしまいましたが、
山野草の中ではとても目立つ存在で群生をつくり美しく咲いています。
それから、ラン科のアツモリソウも人気がありますが、
自然散歩村の中には同じくラン科のサイハイラン、コケイラン、
エビネなども咲いていますので
注意しながら歩いていますと出会えることができますよ
・クリンソウ(サクラソウ科)
・クリンソウの群生
・サイハイラン(ラン科)
・コケイラン(ラン科)
・エビネ(ラン科)
'08 6/15 20:27
自然散歩村を散策すると、シライトソウ(ユリ科)と出会えます。
風に揺れるその姿はまさに白糸のようであり、そのうえこのシンプルな美しさ、
これぞ山野草の醍醐味ですね。
'08 6/13 15:24
このアツモリソウは7年前に盗掘されました。
そして、その後どんどん勢力が落ちてしまい、
去年はとうとう1輪も咲かなかったのです。
もう絶滅してしまうのかと心配していたのですが
なんと今年は開花しました。
1輪だけですがとても気品があり元気よく咲いています。
この花の美しさに見とれながら、
この花が今後も盗掘されないよう、
そしてこの地で毎年花を咲かせるように祈りました。
'08 6/8 21:13
秋神温泉の玄関の前には大きなトチノキがあります。
トチノキは秋になるとクリの様な色をした直径3センチぐらいの丸いトチの実がなり、
その実を加工して栃の実せんべいや栃餅が作られます。
栃の実というのはよく知られていますが、トチの花はご存知でしょうか?
今朝、私がトチノキの下を歩いていると上から雪のようにトチの花が
舞い降りてきました。
手にとって見ると全長3センチぐらいでとてもかわいらしい花です。
メルヘンチックでしょ、こんなのが沢山降って来るんですよ
皆様も是非、トチの実だけではなく花も楽しんでくださいませ。
'08 6/7 22:14
・ササバギンラン(ラン科)
マイズルソウの群生の中にササバギンランを見つけました。
普通は一株が多いのですが三株咲いていたので
とてもハッピーな気分になりました。
'08 6/2 22:59
秋神温泉では今、約50種類の山野草が咲いております。
ラン科の貴重なクマガイソウも最盛期を迎えておりますが
ツツジ科ツツジ属の落葉低木、レンゲツツジもまた見頃です。
自然散歩村を歩きながら、様々な山野草の美しさに触れてください。