'09 2/19 22:43
- ~凍るシャボン玉~
思い起こせば、私がフランスから帰ってきた平成2年ぐらいから、
「氷の王様」こと小林繁は「凍るシャボン玉」を氷点下の森に飛ばそうとしていました。
以前から空中を浮遊するシャボン玉が凍り、こりんこりんと地上に落ちてくる
という構想は父の夢でもありましたが、試行錯誤を繰り返しながら、
蜂蜜や松脂をブレンドしてできるだけ割れないシャボン玉を作り、
氷点下の森に放ったシャボン玉は父のイメージとは異なり、
こりんこりんと地上に落ちてくる様なシャボン玉ではありませんでした。
それは全体的に凍りつくのではなく回転しながら膨らむシャボン玉の表面に
まるでサクラの花が咲く様な結晶が現れるものだったのです。
しかし、それこそ残ることなく同じものを二度とは見ることのできない
極上のアートでありました。
ジャボン玉表面の結晶は見る見る変化し成長しつつ、
万華鏡の様な美しい世界を映し出すのです。
しかも空中ではじけるとパッと結晶が散り、
はらはらと舞うように落ちてくるのです。
その美しさに魅了され、
氷点下の森を漂う「凍るシャボン玉」は少しずつ訪れる人々を虜にしていきました。
そして、平成10年ぐらいからメディアにも取り上げられるようになり、
全国へと発信されるようになりました。
この頃は異常気象で全国的に3月上旬の気候だということですが、
ここはまだまだ別世界です。
寒い夜、氷点下の森で美しい「凍るシャボン玉」と出会えるかもしれません。
いつも「凍るシャボン玉」と出会えるわけではございませんが、
それは・・・あなたの心がけしだいです・・・
お待ちしています。
@akigamispa '09 2/19 22:51
- 清水様、せっかくコメントいただいたのに返信できなくて申し訳ございませんでした。
お蔭様で氷祭りも無事終えることができました。
なお、3月31日までライトアップをいたしますので、
是非遊びに来てください。
お待ちしております。
Have a nice day~!