'09 4/6 23:06
- 4日前のザゼンソウ
4月2日に降り積もった雪は約10センチ、
秋神温泉自然散歩村で一番早く咲いたザゼンソウ(サトイモ科)は、
また雪を融かさなければいけません。
植物には珍しく25℃くらいの温度を発熱し、
この時期一番に雪を融かして数の少ない昆虫を独占し、
受粉の確率を上げるというスゴイ植物。
そして、達磨大師が座禅を組んでいる姿に似ているところから付いたこの名前、
仏縁芳の美しさすばらしいですね~
この写真は今日のポカポカ陽気に撮ったザゼンソウです。
なんとよく見ると訪花昆虫であるハエ類が仏縁芳についています。
サトイモ科のザゼンソウは発熱のさいに何ともいえない腐ったような匂いを放ち、
虫を誘き寄せるのです。
ちなみにアメリカではスカンクキャベツと呼ばれています。
アズマイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)も、
4日前は降り積もる雪にしゅんとして耐えていました。
しかし、今日は、春を告げる妖精スプリングエフェメラルにふさわしい美しさで
私の心を釘付けにしました。
本当に幸せな1日でした。