'08 6/19 20:22
・クサタチバナ(ガガイモ科)
私の好きなクサタチバナが咲きました。
ブーケにすると似合いそうな山野草の一つですが、
この美しい花になんとジュウジナガカメムシが付いてしまいました。
彼らはこの花の蜜を吸いながら子孫を残す為の交尾をしているのです。
しかも団体で・・・
ジュウジナガカメムシはとても鮮やかな色をしていて
自然界においては鮮やかな体色を持つものはだいたい毒を持っていることを
敵に知らせる為のものです。
彼らはどうなのでしょうか?
私の知っている限りクサタチバナはガガイモ科であり
ガガイモ科の中にはアルカロイド(毒の一種)を含むものが有り、
とても美しいアサギマダラというチョウはその幼虫がガガイモを食草としているので
体内にその毒が蓄積されて成虫になり海を渡る時には
鳥にも食べられないで渡りができるそうですが
彼らにもそれがいえるのでしょうか?
とても気になります。
でも、とにかく残念なことに私の好きなクサタチバナが
彼らのせいで枯れてしまったことです。
どうか他のクサタチバナにはジュウジナガカメムシがきませんように。。。