'07 8/31 21:15
- あっという間に8月が終わります。
毎年お越しくださる規律正しい生徒さんがたの林間学校。頑張って皆で東天狗までの登山。
夏休みに訪れる毎に大きくなるお子様のお客様。
唐沢鉱泉の子供達といつも一緒に過ごしてくれます。
毎年お越しくださるごとにご家族の増えてゆく古くからのご常連様。
夏休みと決めて、毎年お越しのゴルフを楽しむ日々お忙しいお客さま。
毎年、日を決めて息抜きにお越しくださるお客様。
必ず、天狗岳を一周と固い決意の山で結ばれたご夫婦のお客様。
暑い街から涼みにいらっしゃるご高齢のご夫婦のお客様、送る車に乗り込む時、「元気で頑張ってまた来年必ず来るから。」と握手を求められた90才のご主人様。繋いだ手のぬくもりに、つい涙がこぼれてしまいました。
毎日毎日、八方台まで散歩なさったお客様。
病気が全快なさって、また来て頂けたお客さま。
唐沢鉱泉に来ると、病気が治るという患者さん。
必ず夏は唐沢鉱泉でと、仕事までを持ち込むお客様。
長年のごひいきに感謝して、今年も8月の夏が終わります。
ありがとうございました。
8月に感謝して…!
'07 8/30 20:17
- お客様のグループの方たちが唐沢鉱泉の前の池の淵に集まっていました。とても賑やかです。
池の向こう側の傾斜の急な淵に、親子のカモシカがまた草を食しに来ているところでした。
つい2日程前も、裏庭の光苔の群生地の所に窓から見ると本当にすぐそこに、親子のカモシカが草を食んでいました。
下を向いて草を食べます。上を向いて高めの木の葉も食べます。いつまでも、いつまでも食します。
子供のカモシカは本当にまだ小さくて、先日見た親子とはまた違う親子のようでした。
子のカモシカは親の足元にくっついたり、おなかの下をくぐったり、まとわりつきながらも離れたり、くっついたりして同じように、一生懸命草を食んでいました。
私は窓から、「ここの草は食べないでよ~。ここから離れた遠くの草を食べてよ~。」と言ったのですが、チラリとこちらを見ただけで、「われ関せず」の如くに食し続けていました。
お客様は喜び、珍しがって窓に張り付くようにご覧になっていました。
裏庭をだんだんに移動して浴室棟の外まで食し続け、入浴中の方々も窓から見えるカモシカの親子に感動していました。
でも私は、咲かないヤナギラン、母子草、トリアシショウマの群生の消滅に悲しい限りの思いでした。
あの子達がまた大きくなってここに通ってきたら,唐沢鉱泉の庭はどうなってしまうことでしょう。
今まで、カモシカの親子など見たことはありませんでした。カモシカが増えたのか、カモシカが図々しくなって人を恐れなくなったのか、生態系が変わったのか、とにかく困ったことです。
【可愛いけれど、可愛くないカモシカたちです。】
'07 8/28 21:30
- 今日の皆既月食を楽しみにしていました。
今朝からの曇天で諦めていましたが、夕方曇り空ながら星が所々に光ってみえています。
月が上がるであろう東南の空は、唐沢鉱泉からは前の山の尾根が邪魔して見えませんでした。
7時のニュースのライブで欠けてゆく月を見かけた私は、孫娘を車に乗せて急いで唐沢鉱泉から下りました。
見えるかもしれないと期待を掛けて、夏沢に向かう林道を少し進むと、案の定見えました。
黒い雲の広がる合間合間に星空が点々と見えます。
その星空の近くに、薄い黒雲の間に赤い月が見えていました。心なしか微かに、月の下方の方が明るく見えました。
3年生の孫娘とおもわず歓声を上げました。
暗闇の中に車のライトを消して目を凝らしました。
流れてゆく黒雲の中に、見えては隠れる赤い月。
隠れては、また見えて来る月を待ちました。
見えて来るたびに、歌いました。
【出た出た月が、まあるい、まあるい、まん丸い、盆のような月が…。
隠れた月が、黒い黒い真っ黒い、墨のような雲に…】
何回も歌いながら暗闇の中で、見え隠れする珍しい皆既月食を観賞できました。
帰ってきた唐沢鉱泉の空は、真っ暗に黒雲が広がり、残念ながらここからあの赤い月を見ることは出来ませんでした。
【微かに見られた、神秘的な赤い月でした。】
@しとやか '07 8/30 17:36
- 唐沢に行くたびに手のひらで温めて花に「諦めないで咲いておくれ」と語りかけたとかかけないとか(笑)。
綺麗に咲いてくれて嬉しいです。お礼に一つまみの肥料を上げてくださいまし。
来年も咲いてくれるかしら。
@しとやか '07 8/30 17:44
- 皆既月食が見れて良かったですね。二人の歌声が聞こえるような情景描写にさすがと感心しました。
我が家の方は曇り空で月の姿も見えず、唐沢のほうはどうかなぁと想っていました。
今日はこちらもちょっと秋めいて涼しくなりました。
'07 8/27 21:26
- 30年来の千葉在住のお客様。自然をそして唐沢鉱泉をこよなく愛してくださる有難く、嬉しい身内のようなお客様がいらっしゃいます。
3ヶ月ほど前の6月始めにお越しの折、車高の低い乗用車に、如何して乗せてこられたのでしょう。大変だったと思います。
2m近く成長した一本立ちの鉢植えの【カサブランカ】をお土産に持ってきてくださいました。
小さな、小さな蕾が、蕾と分かる程度にいくつが付いていました。
まだ寒いほどの唐沢鉱泉でしたので、室内で大事にし、時々日当たりの良いベランダに出したり、入れたり。
なかなか蕾は膨らまず、待ちに待った3ヶ月間でした。
その間にご常連のそのお客様は、3回もお越しくださいました。その都度、とっくに咲いてしまった千葉と唐沢鉱泉の温度差に驚いておりました。
待ちに待った3ヶ月。
漸くですが、見事なカサブランカの開花でした。
背丈は2mほどと変わりませんが、一本の木に大きな直径20cmもあるような6個の見事な花の次から次への開花でした。
早速、頂いたお客様にメールで報告いたしました。
【姿良し、香りまた良し、季節はずれでまたまた良し。】
見事なカサブランカの開花でした。
'07 8/24 10:07
- 曇天の朝。すっかり涼しげな朝になって来ました。
朝陽が庭に射して来始めると、どこで羽を休めていたのでしょうか、赤とんぼが一斉に飛び始めて、唐沢鉱泉の空は舞い飛ぶ赤とんぼでいっぱいになりました。
上階から見下ろすトンボの群れは見事でした。
半月ほど前に何泊かなさった大阪からお越しのご年配のお客様、またこの度、暑さを逃れてお越しくださいました。
何泊かして下さる間、毎日日課のように八方台コースを3時間ほど掛けて、散歩がてら回られています。
「前回は夏の花でしたが、この半月ほどで、すっかり八方台の花は、秋の花に変わっています。」
「八方台は大好きな場所です。」とおっしゃって、快晴に変わってきた青空の下、また今日もお出かけになって行きました。
【今日も秋の花たちが待っていてくれることでしょう。】
'07 8/23 21:51
- 唐沢鉱泉の男性軍が、ガタガタに荒れた道路の補修に頑張ってくれていました。
バックホーンで凸凹をならします。
グレーダーで道路の表面を押してゆきます。
道路は平らになってゆきますが、ゴロゴロと大きな石、小さな石が起き出します。
その石を取り除くため、グレーダーの後ろからお兄さん達が歩いてついてゆきます。
大きな石、小さな石をひとつづつ拾って、道脇に放り投げます。4キロ弱の道のりをずっと、押して、拾って、投げて行きます。汗と埃まみれの作業です。
お疲れ様でした。
こうして、皆の努力で道がまた綺麗に良くなりました。
今日は久し振りの雨でしたので、道も埃にならず、少し固まってくれたようです。
雨降って、地固まるとはこの事でしょうか。
さあ、道が良くなりました。
安心してお出かけください。
'07 8/21 21:03
- 晴天続きです。
山を登られた皆さんは一様に、疲れながらも上機嫌でのお帰りです。
とにかく、晴天で展望、眺めの良い事。
高山植物がいっぱいあって喜んだ方。
唐沢鉱泉~西尾根~西天狗岳~東天狗岳~黒百合平~唐沢鉱泉のコースは本当に眺めの良いコースです。
岩が多く、土っけの少ない山ですので、歩くのには少々大変のようですが、疲れを忘れさせてくれる展望の良さだったようです。
そして下山後の唐沢鉱泉での一浴。
みなさん其々に、ほっと一息ついてのお帰りでした。
明日から少しお天気が下り坂の予報をごらんの夕食時のお客様、
「一日早く来ればよかったな」と、少々残念がっていました。
でも山は、晴れも良し、曇りも良し、苔も綺麗でまた雨も良し…でしょう。
'07 8/19 22:08
- あっという間に夏休みのピークの【お盆】が過ぎ去りました。
大勢の方にお寄りいただきありがとうございました。
皆さんびっくりなさったことでしょう。
お天気続きで、未舗装の車道がすっかり乾き切り、車の走る毎に砂煙が上がりました。
また、カーブの坂道が続きますので、皆さんいっぱいにアクセルを吹かします。
必要以上のアクセルで、車輪が空回りして、道の土を掻き揚げます。
このシーズン前にあんなに綺麗に整備した道は、すっかり洗濯板状態になってしまいました。
道はガタガタ、すごい砂煙、車はほこりで真っ白。
特に、初めてのお客様はさぞ驚いたことと思います。
ご迷惑をおかけいたしました。
また、今日の午後から【道直し】を始めています。
晴天もありがたいのですが、少しお湿りの雨も欲しいところです。
'07 8/14 08:33
- 朝食時、大勢の方々が深夜の流星群を見たそうで感動していらっしゃいました。
「寒かったけれど、素晴らしかったです。」
「久し振りにきれいな星空が見れました。」
「かすめ飛ぶ流星に感動しました。」
「丁度の日に、ここに泊まれて良かったです。」
「眠かったけれど、思い切って起きて見て良かった。」
皆さんの感動に、見られなかった私まで嬉しくなった朝食時の食堂でした。
'07 8/14 05:58
- 快晴の日が続きます。
皆さんそれぞれに、大自然を楽しまれています。
ここ数日、お客様は深夜に庭に出る方、ベランダに出る方、ペルセウス座流星を見る為、皆さん夜空を見上げます。
昨夜の夜空は一際、満天の星。
新月の月のない夜空は真っ暗な中に、本当に宝石を散りばめた様に大小の星がキラキラと輝いていました。
頭上には銀河が薄白くフワーッと連なっています。
私も暫く夜空を見上げていましたが、目を凝らして、ジッと見上げ続けることは忍耐の必要なことでした。
時々あがる歓声。残念ながら私は短時間だったので、歓声をあげる事が出来ませんでした。
深夜まで待てなかった私は、久し振りにゆっくり満天の星を見上げられただけで満足していました。
肌寒いほどの唐沢鉱泉からの星空は、文句なし綺麗でした。
'07 8/13 22:55
- お客様の夕食時、3人の孫達と玄関前の池の淵で、遅めのお盆の迎え火を焚きました。
乾いた樺がゆらゆらと燃えてゆきます。
きゅうりの馬とナスの牛を一緒に作り仏壇にあげました。
「じじ、ここだよ~。」と孫達が星空に向かって叫びました。
その時、下界から花火の音だけ響いてきました。
迎え火の火が小さくなってから、孫達と一緒に車で少し唐沢鉱泉の道を下りました。
下界の街の灯が見える所まで下って来ると、まだ花火が上がっていました。どこの花火大会でしょうか。
街の明かりに混じって、打ち上げ花火が小さく、小さく、遥か下の方に綺麗に見えました。
車のライトを消して、暗くなった車内から打ち上げ花火を見下ろしました。
下界の花火大会では、あの花火が打ちあがるたびに、皆空を振り仰いで、見上げているのでしょう。
孫娘が言いました。「綺麗だね、じじも見ているかなー。」
唐沢鉱泉に戻ると、迎え火はすっかり消えていました。
また、孫娘が、「じじ、帰って来ているかなー。」
シーズンの忙しい時期で、なかなかゆっくり迎えてあげられなくていけません
'07 8/12 22:35
- お盆休み、 夏休みの真っ最中です。
今年も古くからのお客様が次々に訪れてくださいます。
赤ちゃんだった児が保育園生に、保育園生だった子が小学生に、中学生だった子が大学生に…。
小学生の頃からお越しくださった娘さんがなんとお母さんになってご家族連れで…。
其々に夏にお会いするご常連さんのご家族の成長ぶりには目を見張ります。
長年のごひいきに、心より感謝!!
いつの間にか、長い年月が通り過ぎてきました。。
こうして、また今年も唐沢鉱泉にお尋ねくださる方々に感謝して、開業以来、37回目の夏休みを迎えています。
'07 8/12 06:03
- 【5時半の、早朝気温、12℃。】
外の風はヒヤッとします。今日も良いお天気になりそうです。
もう散歩からお帰りのお客様、「涼しいですね。寒いくらいですね。この気温は東京の冬の気温ですよ。この時期にお布団掛けて、久し振りに朝までぐっすり休めました。」とおっしゃいました。
寒いくらいの朝、極暑の街からお越しのお客様方は、暑くない唐沢で、まだゆっくり夢の中でしょう。
下界の30℃を越す極暑が、ここではウソのようです。
'07 8/10 22:19
- 早朝の気温12℃。本日も快晴。
昨夜のお客様は何とか流星群を見るためにお越しでした。
【ペルセウス座流星群】、一度聞いただけでは覚えられませんでした。
唐沢鉱泉から少し下った広い空の見えるところに、皆で寝転がってみたそうです。
夜半、1時~2時ごろ、沢山の流星が見られたそうです。
ご家族連れで、お子様も一緒に見たそうです。
いっぱい流れて、とても綺麗だったそうです。
この唐沢鉱泉周辺は、他に明かりが何もないので、星がとくに綺麗だったそうです。
お話を聞いたのが朝食の時でしたので、見られずに残念でした。
この8月13日の夜半の1時~2時ごろ、北の空方面に沢山の流星が見られるそうです。
遅いけれど、見てみたい…と思いました。
'07 8/9 21:44
- 漸く、本当に漸く夏空になって来ました。
里から仰ぐ八ヶ岳連峰は、北は蓼科山から南は編笠山までの稜線が、青空にくっきりと山肌までも見えるように連なっています。
その後ろに、真っ白な大きな入道雲がモクモクと立ち上がっています。
こんなお天気は久しぶりです。
浴室にも朝早くから、燦々と陽が差し込んでいます。
【梅雨前に、男女共、浴室の天窓の大きなガラスの入れ替え工事をしました。】
ずっと、良いお天気が少なかったのであまり気が付きませんでしたが、今日のような晴天だと天窓からのお日様の明かりの強いこと。
さわやかな風の吹き抜ける浴室は、太陽の光にあふれています。
振り仰ぐ天窓は真っ青、青空そのものです。
青空の下、ゆっくりと湯浴みをお楽しみください。
'07 8/8 21:15
- 暑中お見舞い申し上げます。
小鳥の声に目覚めて
朝陽の射す湯にゆっくりと…。
唐沢の風はさわやかです。
お出かけになりませんか。
早朝13℃、唐沢鉱泉の朝は涼しいを通り越して肌寒いほどの気温でした。お客様方はもうびっくりしています。
遠い山脈は中腹は白い雲海に覆われ,山々の頂上の頭だけを群青色にして聳え立っています。
引き締まるようなさわやかな空気が通り過ぎてゆきます。
天気予報の下界の30℃を越すニュースが嘘のようです。
数日前、遅い暑中見舞いをお出ししました。
早速、何組ものお客様がお尋ねくださり、ご予約くださいました。
感謝、感謝、感謝です。
【とにかく、唐沢鉱泉は涼しいです。】
'07 8/7 21:58
- お泊りのお客様がおっしゃいます。
【久しぶりにクーラーなしにゆっくり休めました。】
唐沢鉱泉の朝は寒いくらいに涼しいのです。
遅かった梅雨明けがまだ続くような、はっきりしないお天気が続きましたが、漸く夏らしくなってきました。
ニッコウキスゲ、ミヤマナデシコ、ハハコグサ、トリアシショウマ、ミヤマオダマキ、ウスユキソウ,イブキジャコウソウ、シモツケソウ、アザミ、ホタルブクロ、オトギリソウ、ほんの少しのヤナギラン…等々、初夏の花、夏の花、初秋の花が一度に咲いています。
久しぶりに、唐沢鉱泉の庭にセミの声。
鳴いたり、休んだり、珍しい唐沢鉱泉でのセミの声が響き渡ります。
朝露に羽を休める赤とんぼ。
朝陽と共に羽を輝かせながら飛び立ちます。
【夏も秋も一緒のような、
唐沢鉱泉の夏は涼しい夏です。】
'07 8/3 00:24
- 慌てたお客様から、厨房にいた皆に声が掛かりました。
「あ~、驚きました!あのカモシカは飼っているのですか」
夕食後、車まで物を取りに出られたお客様。
玄関に出るなり、そう言って急に戻って来られました。
玄関脇にジュースの自販機があるのですが、そこに大きなカモシカがいて、出会い頭に顔を突き合わせてしまった…とおっしゃいました。
カモシカは慌てもせず、じっとしていたそうです。
お客様の慌てる声に皆で玄関先に飛び出しましたが、大きなカモシカはゆっくりと去って行くところでした。
暗がりの自販機の明かりの中に、じっとこちらを見ていたカモシカとの出会い頭にはびっくりしたことでしょう。
【飼ってはいません!!】
どうやら近くに住み着いているようです。
あのカモシカが、このような暗がりにやって来て、大事なヤナギランをみんな食してしまったのでしょう。
玄関先の名物のヤナギランは、一本も花が咲きません。
悔しさがまたこみ上げて来てしまいました。
'07 8/2 09:47
- 遅れていた梅雨明けが漸く宣言されました。
朝から晴れていて、これで快晴続きかな…と思うのもつかの間。
下界を覆っていた雲がどんどん上がってきて、もう唐沢鉱泉の上空は青空から曇り空,そして青空と目まぐるしく変わりつつあります。
梅雨明け宣言を待って、再び朝から道路整備を始めたお兄さん達です。
週末の台風の情報も気がかり、大雨で整備後の道も荒れて欲しくないし、折角の山登りのご予定のお客様もキャンセルになって欲しくないと思っています。