'07 11/26 20:21
- 地元の奥様方がゆっくりお越しくださいました。
「漸く、冬に向けての漬物が終わって疲れてしまったので、今日は一日ゆっくりお湯に入りに来ました。」
この地元では冬に向けて、野沢菜、たくあん、白菜等々をこの時期に漬け込みます。
大根は干して糠漬けの沢庵にしたり、米麹に漬けるべったら漬けにしたり、酢漬けにしたり、白菜は朝鮮漬けにしたり塩漬けにしたり、野沢菜は何回か霜が降りて菜が柔らかくなるのを待って摘み取り、奇麗に洗って漬け込みます。
寒くなっての作業ですので、ご婦人方の例年の恒例の大変な作業になります。 おこたつに入って、シャキシャキと薄氷の混じった野沢菜漬けをお茶の時間、三度三度の食事に楽しみます。
皆さん其々に独自の漬け方があって、どこのお宅でも其々に違う味がするようです。
昔は冬の保存食として、其れは沢山漬け込んだようですが、今は漬け込む量も少なくなっているようです。
この漬物の時期が終わるとほっと一息つけます。
ゆっくり湯に浸かり、お昼に猪鍋を召し上がって、ポカポカと日当たりの良い食堂でゆっくりゆっくりお話に花を咲かせて夕方お帰りになってゆかれました。
お疲れ様でした。きっと美味しいお漬物になることでしょう。
唐沢鉱泉でも漸く、漬物を終了させました。
自分達にも、【お疲れ様でした。】