'07 11/18 21:49
- 今日も寒い寒い一日となりました。
【唐沢山の会】の皆さんが【そば打ちの会】を催しています。
地元産の新そば粉を地元の講師さんのご指導の下、和やかに和やかに、そして真剣に行われました。
20名あまりの方々が一同に、そば打ちが進んでいます。
講師のお一人は、何と小学校6年生の女の子です。
地元のお蕎麦屋さんの娘さんです。
手際のよさ抜群、素晴らしい手さばき、のしさばき、包丁使い。あっという間に奇麗なおそばの出来上がり。
見ている方々は、唖然とするばかりでした。
皆さんその後、それぞれに各自でそば打ちが始まり、和やか、一生懸命、奮闘、充実、自信…と言った言葉でおそばになってゆきました。
お昼にだんだんに茹で上げて、それぞれに品評し合いながら楽しいひとときが過ぎてゆきました。
外は一日中雪降りのお天気でした。
チラチラ降ったり、横殴りに降ったりですっかりの雪景色になっています。
葉の落ちた樹々の各枝に、今度は雪の花が咲いたようにとても奇麗です。
雪も収まってきた夕方、一瞬、雪景色に真っ赤な夕日が当たり始めました。
何事が起こったのかと思わせられるような突然の夕日でした。
おもわず外に飛び出して、夕日の先を見ました。
唐沢の谷あいの、南側の山の陰に隠れる寸前の夕日が赤々と眩しく輝いていました。
つい先日まで、谷あいの北側の山の斜面に沈んでいった夕日がいつの間にか、こんなに移動して季節が移ってゆくのかと、しみじみ見入ってしまいました。
【一瞬の真っ赤な夕日】で、見入っているうちに山陰に沈んで行き、また寒々しい雪景色だけが周囲には広がっていました。
こんな雪降りの一日の終わりに、一瞬のあの真っ赤な夕日は今考えても、嘘の様な、夢だったような、不思議な夕日でした